016)グランド・ホテル
- 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
- 発売日: 2002/12/16
- メディア: DVD
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製作年度:1932年
製作国:アメリカ
上映時間:113分
監督:ロエドマンド・グールディング
出演:グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ジョーン・クロフォード
ストーリー:限定された空間で起きる事件を巧みに連関させると言ったいわゆる“グランド・ホテル形式”の原点。、過去の想い出を引きずるバレリーナ、彼女の真珠の首飾りを狙う、カイゲルン男爵を自称する泥棒。事業が危機にある入り婿社長のプライジング、彼の速記者フレム、余命あと僅かなクリングラインの五人に寄る、一日半の人間模様を当時のMGMスターを豪華に配役。悠然と構えながらも、グールディングの演出は映画的処理の手際が鮮やかで大変魅きつけられる。
年始の深夜にテレビでやっていたので、眠気をこらえて観ました、、、
序盤は全然面白くなくて、この映画が何故アカデミー賞をとったのか疑問に思いながら観ました。
あと、高級ホテルなのに、ホテルマンがあまりいい接客をしていなかったような。。。 昔はそうだったのかなぁ?
中盤以降は、バレリーナと男爵の恋が始まり、少しずつ面白くなってきました。
が、バレリーナ、死のうとまでしていたのに、あんなに簡単に浮かれポンチに変われるのか? それ以前に、見知らぬ男が部屋にいたのに怖がりもせず、その男に恋をするなんて、、、
まぁ、そんなこと言っていたら映画が先に進みませんね。
男爵もやっと幸せを手に出来るチャンスだったのに、、、
殺されるくらいなら、一時でもバレリーナのヒモになってしまえばよかったのになぁ、、、とこんな感想アリ?
そして、男爵の死に打ちひしがれるフレム。。。 けど、パリに行けることになっていそいそと楽しそうにホテルを後にする。。。 うーーーむ、男爵の死はどこへ行ってしまったのだ?
ホテルをみんなが去っていくシーンで終わってしまうので、その後はわからないけど、一番哀しいのはバレリーナだろうな。
汽車に彼は現れず、そしてその理由もわからないまま、彼女はこの先どうやって生きていくのでしょうか?
彼女に、何も罪はないはずなのに。
(はてな年間100本映画クラブ/16本目)