003)バットマン リターンズ

バットマン リターンズ [DVD]

バットマン リターンズ [DVD]

製作年度:1992年
製作国:アメリ
上映時間:128分
監督:ティム・バートン
出演:マイケル・キートンダニー・デヴィートミシェル・ファイファー
ストーリー:人気アクション「バットマン」シリーズの第2弾。監督は前作に引き続きティム・バートンが担当。ゴッサム・シティに現れた謎の怪人ペンギン。彼はシティの実力者と手を組み、町を裏から支配しようと画策していた。そして彼の野望はやがて、バットマンの知るところとなった。しかしバットマンの前にキャット・ウーマンと名乗る新たな敵も現れ……。

1作目もそうだったけど、バットマンシリーズって話の内容よりも俳優陣の凄さを観る為の映画だなぁ、、、
リターンズではミシェル・ファイファーが魅せてくれました。
特にキャットウーマンに変身した姿。メイクが凄くあっていて素敵。真っ白な肌、目力をみせるアイメイク、真っ赤な凄く真っ赤な唇。
そして、キャットウーマンになる前のミシェル・ファイファーの切ないわびしい演技も素敵。独身女性なら誰しも共感できる、はず? 私は凄く共感できました。
何故、キャットウーマンは女性であることにこだわるのか? そして、女性であることを武器として使うのか? この映画全体を通してのキャットウーマンのテーマでもあるんじゃないでしょうか。


キャットウーマンバットマンの恋もよかった。
キャットウーマンが何も言わず、無事かもわからず、消えてしまうところも切ないけれど良かった。
そして、ラストのシーン。。。 好きです、私。


あ、ペンギン男のことを全然書いてない。けど、この作品の主役はキャットウーマンなんです、私の中では。ペンギン男、気持ち悪かったし。。。


今回は「あー、ティム・バートンの作品だなぁ」と実感できるシーンが多かった気がします。1作目もそうだったけど、幻想的なそれでいてどこか暗い感じのするゴッサムシティとか、ペンギン男のファミリーとか。
それにしても、雪景色がうまいですね、ティム・バートン。雪の切なげな感じが凄く出てます。なんかの作品でも、雪景色が印象的だった気がする。
でも、その雪景色を観ながら、ゲームの『スターオーシャン セカンドストーリー』のどこかの街(雪がいつも降ってる)を思い出しちゃいました。あそこの街も凄く切なくて暗かったんだよね。
ティム・バートンの作品は、ゲームの中に出てくるような街の描き方をしている気もします。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを観ていると、RPGを観ている気分になってしまうんだけど、それにちょっと似た感じ。


あ、ほめてるんだかけなしてるんだかよくわからない感想ですが、なかなか良かったと思います。
1作目と同じくらいだったら「3作目以降は観るのやめようかな」ってちょっと思ってたんですが、この2作目で「3作目も観てみよう」という気になりました。
ということで、既に手元に3作目があるので、近日中に観てみようと思います。
3作目も主役より脇役に注目ですね。


はてな年間100本映画クラブ/3本目)